エーシーとつぶやく

nae586252011-03-19

朝は清清しい晴れ。まだ少し寒いけど気持良い天気だな。いつも散歩する小川べりに桜並木があり毎年、花見の穴場と読んで楽しんでるのだけど、そろそろ枝の蕾がふくらんで来るかなと見て歩く。日差しだけは強い。その後にいつものコーヒーを飲んで顔見知りの人と隣合せに座り、しゃべって一日が始まる。こんなふつーな日々が震災などで一瞬に消えて非日常になるのを阪神で体験したが、避難した大阪でも同じように毎朝、気に入った喫茶店で朝コーヒーを飲んでだんだん店や客と親しくなった。一度はよく手伝っていたので、仕事しないか?とも言われたが神戸と色々な手続きやらで行き来しているし有難く断ったりした。あそこで大阪の地の人の少々話し方(河内弁)はびっくりしたが親しくなると、本当に親切で気の良い人がおり、他人なのに鶴橋や日本橋など楽しい場所を案内して連れていってくれたりした。
二年経って神戸に新築マンションの抽選に当たり引越することが決まった時は、もっと大阪にいても良いと思っていたしさみしかった。住めば都と言うけれど、神戸や芦屋は生まれ育った地で今も住んでいるが大阪の瓢箪山も私には忘れられない場所だ。それも私の喫茶店好きから付き合いができたのだからコーヒー飲むなら家で飲めと一概に言われたくないのだ。
家で震災のニュースをテレビで見てると、辛いのでちょっと本屋へと出ていく。家の近所には本屋が本当に無いしあっても本が無い。三宮で「ブ」と古本あかつきを覗いて、MAKOでまたコーヒーを飲んで顔見知りの電機店につとめるSさんと話し。ここのお客さんは映画通の人がとても多いし音楽好きの人も多い。最新の映画の話が普通に飛び交っている。Sさんの店ではラジオが売り切れで開店して20分であっと言う間に売れたそうだ。関西でも売り切れが多くなってんだが、今日は米を買おうとしたら売り切れだったし、どーなってんだとうんざりした。買いだめするなと政府が幾ら言ったところで逆効果じゃないかと思うほど物が売り切れる。東京はもっとひどいんだろうけど買いだめして物が無くなっている原因は東京の人だしこれって誰が悪いのか、よろこんでるのは売る方の業者かも。