かわらばんくん

nae586252011-03-10

さむい三月もはや十日に、この時期は卒業シーズンでなんとなく、そわそわした落ち着かない気持になったもの。今日も制服姿のカップルを電車で見かけたな。
今週はじめて出ていきブラブラと本屋めぐりをした。風はまだ冷たいが、どことなく新しい季節の匂いがする気持が良い。元町からトアウエストを歩きやっとトンカ書店を訪問した。新婚のトンカさんといつもの馬鹿話をしてギャラリー奥の棚にフリペやミニコミの集まるところ(私の本も置いてある)で「かわらばんくん」山坂書房を見つけた。4コママンガばかりの冊子だが、なかなかしっかり作られていて味があるのだ。300円で今年やっとのミニコミを買う。トンカの店内ちょっと変わっていて面白くなっているな。侮れんおぬして感じがする。
新刊書店へも寄ると、「本の雑誌」が出たばかりでなんと特集で一人出版社代表対談つうて夏葉社とクレインの古本好きにも親しいお二人だった。どちらも吉祥寺に事務所があり、どうしてひとりで出版社を起したか等いろいろと話をしている。私もどちらも本を持っているし、今気になっているので本の雑誌もいいとこ突いてくるなぁと思う。夏葉社は、関口良雄さんの『昔日の客』など出版した本はほぼ完売で返品が無いとか、それでも点数が少なく部数も多くないので節約して質素な暮らしをして何とか家賃を払い仕事をしていると話していた。いつか京都へ来る時とかあれば一度会ってみたい人だ。今、出たばかりの関口さんの追悼本(タイトルど忘れ、ボケのはじまりかしらん)も買いに善行堂へ行こうと思う。月末近くかな