パレード

なんだか気持悪いほどの暖かさ。冬の上着だと暑いて合コートにした。いろいろと用事多く、あちこち回り、ついでに元町で古本も見る。東口南へすぐの穴門筋(あなもんすじ)を通ると、あちこち知らない店がバタバタと新しく開店しておるではないか。マッサージ店、金プラチナ買取店にパチンコ屋といかにもな時代を象徴するよーな店ばかりで古本屋や中古レコード屋はけなげに営業してるて感じ。質屋やパチンコ屋ばかり新店で目立つのは余り良いもんじゃない。
しかし面白い見つけ物もあり、『パレード』吉田修一をブで見つけたのは映画をその前に見て本が読みたかったからうれしかった。これは映画も最後までみると、すごい衝撃が待っているし去年公開され余り話題にならなかったけど、わたしは面白くみた。行定監督の自信作なんではないかな。前に「カイジ」で藤原竜也て年がわかいのかよーわからん可愛い顔だねと思いながら見て、これが意外に良く『パレード』も主役のひとり。本もスジがわかってるが、やっぱり最後まで読むと衝撃が残る。吉田修一て、よくわからんタイプだけど才能があるのは確かみたい。ふーん。
そろそろ三月に、やっと我が家の苦役列車が通過してくれたらしい。どうなることかと不安だらけの二月も荷を持って去っていく音が聞こえてくる。まぁ油断せず春を待とう(なんのことかわからずすいません)