嫌われ松子

だんだんとクリスマスが近付いて来るなぁ。だからどーした。て、クリスチャンでもないし。しかしここ数日ずっと頭の隅でひっかかっていたバカ売れ本『KAGEROU』、う〜んそんなに悪くないんだけどなんかひっかかる。そう思っていてふっと落とし穴が見え、黒い穴の中がはっきりわかる。今ごろ気がついたのかい、遅いよ。とそちら方面の人は笑っておられそうだ。そーです全部見えてしまった。この大茶番劇、文学賞まで利用して金儲けを企むなんてねぇ。ちゃんと自分の頭で小説を書いて応募した人を愚弄しているだろ。これは憶測とかじゃない、よく見れば少しわかる人なら明らかにおかしいのがありすぎる。
前からウソベストセラーてのはあったが、出版社が社運をかけてやるんだから、まともじゃない。腹が立って仕方がない。
今日は『嫌われ松子の一生』を買ったので、読みはじめたらやめられなくて長い小説なのに一気に読んでいた。私も嫌われ松子さんになる要素は幾らでもある。これは、きちんとした自分で書いた小説だ。一回きりの借金払いの為にお膳たてされたブラックな小説なんて話題にはなってもそれだけだろう。