窓

西宮の某病院の中から見える、きれいな夏の空。外はおそろしく暑いが病室は涼しい。今日は一日、病院で待ち状態の日だった。
着替えやお菓子、水のボトルとコンビニで神戸新聞を買って朝から病院へ行く。時間は余りありヒマなので午前中は新聞をひっくりかえして読み、水飲みながらパウンドケーキを食べ午後はぶらぶらと院内を散歩したり隣の市役所を歩いてみたり。テレビも見れるので３時から普段見ない税金取立人チームのバカげたドラマをみたり。午後五時にようやく入院中の親と面会した。幸いうまく済んで一安心てとこ。すぐ面会は終わり、今度は７時に仕事帰りの妹が来るので又待ちで都合８時間は延々と病院でほとんど待っている日だった。
その間、父や弟は顔出しただけでそそくさと帰ってしまうし妹とこんな時は男は本当にアテにならん。と言いあう。このまま帰るのもしんどすぎるし妹と駅前の瀧でビールを飲んで最近のことや家族の話をしゃべりまくる。お陰で少しスッとしたな。妹と二人でビール飲んだのは初めてだなぁ。
お互い40と５０の前後で生まれてから仕事してる母親替わりに一緒にいて私がミルクやったり保育園迎えに行ったり遊んだりした。こんな時に年月が経つのを感じるワケねー　やれやれ。
しばらく病院へ通う日が続くのだけど、大きな山は越えたし気がラク。神戸は３７度の日だったらしい、病院は涼しい。