らも忌とビール

暑すぎてダウン状態に。どうしても行く用があり銀行のATMで財布を置き忘れて、後で半分あきらめながら走って戻ると、幸いまだ置いたままだった。ホッとして力がヘナヘナと抜ける。暑すぎてボケてんのかなぁ。
とりあえず無くなっていたかも知れない現金と免許やカードが無事だったので思わず、パァっと使っちまおうかと思うが仕事があるしフラフラで仕事して帰宅。夕方五時半に起き上がり、黒のシャツに着替えて本棚をさがすが何故か、中島らもの本が全然ない。そんなアホなと思いながら奥に大事な本用に置いてある『世界で一番美しい病気』ランティエ叢書があり、カバンに突っ込んで家を出て歩いて五分の焼き鳥屋のカウンターでビールを飲む。うまいっ！夏の生ビールはおいしすぎる。ジャズを流して落ち着いた雰囲気が好きな店。おもむろに本を出してページをめくると、思わず写真が出てきて、しばらくじっと眺める。
自分でもなんともなと思うけど、そうしようと決めたし、ひとり飲みでらも忌に本を読む。