よく似た二人

nae586252010-06-20

写真の右、「AERAムック 村上春樹がわかる」2001年12月発行。左が「本の雑誌16号」昭和55年1月発行。表紙絵は、安西水丸沢野ひとし。おそらくお二人の共通点はイラストレーターが仕事という位だろうと推察するけれど、なんとなく似た感じがしないでもない。似てると言えば、ひとりの作家と長い仕事をしてる。「本の雑誌」は椎名誠沢野ひとしは長い付き合いだし。
本の雑誌の方は、30年前のだが当時もう本屋で読んではいたけど、その時に買ったのではなく古本で購入したもの。持ってるので13号ぐらいからあるが本棚の迷宮の中にあり未ださがしだせません。活中毒地獄の味噌蔵が椎名さん真骨頂の初期の名文のある号もあると思うけど、う〜む何処にあるのやら。
AERA春樹号は最近、やはり古本で購入したもの。定価1200円、海外で翻訳されている全リストがあり、韓国で『ノルウェイの森』が最初は『喪失の時代』のタイトルで翻訳され日本人初の人気作家になったことが書かれてある。ふーん。でもなんかうまいタイトルですねぇ。やはり30年前に「群像新人文学賞」の受賞作の「風の歌を聴け」を群像で読んだ記憶がある。その頃、元町でOLしていたら商店街で映画のロケをしているのに遭遇した。大森監督が若くて、はてなんの映画だろと思ってたら「風」で、封切りなってすぐ映画館へみにいきましたよ。光陰矢のごとしですねぇほんまに。