諫早菖蒲日記

nae586252010-06-18

梅雨の晴れ間に思いきり洗濯をして、思いきり干したなーと気分よくしていたら、今日はどしゃぶりになる。なんか今年の梅雨は雨の日が多そうだ。
しかし今日はそんな梅雨の気鬱をとっぱらえビールを飲もうと(ま、なんでも理由はいいてことだけど)夕方に出かけた。いつもの本屋で待ちあわせている時に、新刊台にひっそりと『諫早菖蒲日記』野呂 邦暢(梓書房)があるのを見つけた。おお、これが手にとって読めるとは。と岡崎さんが諫早へ行かれた日記をまだ新しく読んだばかりだしうれしい。野呂の本は古本では人気だけど新刊では、ほとんど読めない。『草のつるぎ』など講談社文芸文庫も古書でもお目にかかりにくい。諫早つうと、すぐ湾の埋め立ての方が出てきてしまう凡人だが、菖蒲の花の咲く今にこの本が出たのはファンにはまた再版してほしい他の本の初めになりそうだな。
しとしと雨が降るなか近くの居酒屋で友人のMさんと乾杯。ビール祭りで、生ビール200円の安さ。その差額で、まぐろの刺身をいただく。美味。あれこれ家庭や仕事のほとんどグチまじりの普段余りしゃべれないことをしゃべって憂さを晴らす。いや、なかなかたのしい夜は過ぎていく。