言わなければよかった日記

nae586252010-05-09

なんだかムシ暑いですねぇ最近。どうも今ひとつ体の調子がよくない。その気候のせいか人も亡くなるし。まぁ休みにそうウジウジしてんのもなぁてんで神戸行の電車に乗って、ふらふらと見慣れた街を歩く。今日は少しブツを持って、カフェ・アズマへ。http://www.geocities.jp/nmzdrysk/nae/nae20.htm
ちとデジカメの写真をさがしても思うようなナイスショットがない。↑のが一番良い感じだ。これは私のカメラでなくお客さんのを借りて写した一枚きりの写真だった。いろいろとアズマさんと話をして、また週末あたりにおにぎりを差し入れすることになる。買うとお金が掛かるし、やっぱ手結びになるのかなぁと仕方ない気持で五月晴れなのに、すこし憂鬱な気分で元町を歩いてトンカ書店へ寄った。実はここに来る手前に、おいしいソフトクリームを出すお菓子屋さんがあったのにつぶれていた。早いなぁ、この辺にはおいしいケーキ屋さんが出来たと思ったら、すぐつぶれるのだ。暑くなってくるとソフトクリームが食べたくなるのよね。
トンカ書店で『言わなければよかったのに日記』深沢七郎を買った。長ったらしいタイトルだなと思いながらカバー裏を見ると、佐野繁次郎装丁だった。『楢山節考』が代表作、この小説がデビュー作でしかも新人賞応募で初めての小説なのだと日記を読んで知る。年寄りが深沢さんに会うと「私も楢山へ連れて行って」と頼むので、あんなの書かなければよかった。と何度も思うそうだ。なんだかわかる気がするな。