団菊祭

nae586252010-05-05

連休も最後の5日、なんだか瓢箪から駒のよーに大阪の松竹座でしている歌舞伎「団菊祭」を観に行った。昼は暑くなり大阪の道頓堀は夏のようで、すごい人出に半ば疲れ気味もありしんどかったが劇場の中は、そんな世界とはまた別の世界で約4時間半、歌舞伎をみて終わる。入ったのが午後4時からで終わったのは9時前。
ええと勿論、私が買ったワケでなく招待券だったけど歌舞伎を生で観たのは初めて。それも東京の歌舞伎座が今、建替えで古い建物を取り壊すので使えずなんでも初めて大阪で団菊祭をしたとか。市川団十郎尾上菊五郎の共演の頭文字をとったもので、何代も前から続いているらしい。出し物は三幕目が両人の出る、髪結吉三だった。母親が先に来て待っていて二人で座ったのが前から4列目の花道のすぐ前という特等席で、まぁ簡単に自慢になりそうだし言うと我ながら運のあるのを感じたな。滅多にないラッキーなのは幾らぼんやりの私でもわかるよ。
花道で見栄を切る、菊五郎団十郎を目の前で見れるなんてね。最後は二人が舞台から客席に深ぶかと座りお辞儀して幕になる。長いのも気にならず、良いものを観れた。歌舞伎はおもしろい。連休最後に、思わぬご馳走をしていただいた気分だな。これがなかったら、仕事が終わってから宇崎純一の講演を林さんがするのに行きたかったのだけど次の機会ということで。
大阪の夜はこれからみたいなミナミの夜をさっと抜けて神戸に帰る。家でメールを確認し、本マガを読んだ。