活字が目に沁みる

なんだか知らないが、知らないところで何かあったのかえらい数字を検索で知ったなぁ。世間にうといのでわからないことは増え続けるのだ。
仕事が二月なってから増えたのは良いけど、今週はもうメチャクチャでんがな状態で毎日、仕事で走り回る日々になりそうなると出ていきたいし本屋に行きたい古本屋の棚にへばりつきたいと、できない時ほど行きたくなる。おまけに今日はやっと晴れて古本日和じゃないか、なのに早朝から仕事に出て終わるのは暗くなってからの予定になってしまった。しかし強く願うと不思議に叶うもので、午後になって仕事がキャンセルなり、ぽっかり体があいた。すわ、これは神サマの贈り物とばかり電車に一直線に飛び乗っていた。
それでも5日ほどしか空いてなかったが、忙しい時ほど本屋めぐりがしたくなるし行くと楽しい。一ヶ月も遠ざかっていたような気持で元町の行く付けの本屋の中にいると落ち着く。やっぱ一番のストレス解消だよここが。こんな時は普段より本も欲しくなり、それに買わずに帰れない気分になるものでちょっと気をつけないとバカバカ買ってしまうのを長い経験で知ってるので自分でもこわいのだ。
今日はなんとなく話のねた的に「花の慶次」の原作本を買ったが、読みだすとこれが結構やめられない。どうしてこんなに面白くなって読んでるんだろうと、おかしくなったけど、ふとこの頃まともに小説を読んでなくそうだ活字に飢えてんのだと思う。本屋にも活字にも。そんなことを言うと、作家に失礼だけどまぁ今日はそんな気分だったのよ。「花の慶次」は戦国武将モノでブームなった歴史好き女子(ほんとは縮めて言う)に人気ナンバーワンのカブキ者のマンガでは虎の皮を着たイケメンの強い男でパチンコにもなっている謎の男。なかなか笑顔がさわやかな青年になっているが、本当はもしかしたらゴツイ岩男だったりしてね。
他にも古本も見て、持ってきた大きな布のバッグは本でバンバンになり重い。それぐらいじゃないと買った気がしませんのだ。やっとスッとしたぜ。