悩みのるつぼ

nae586252010-02-07

土曜の朝日新聞be版に、読者相談「悩みのるつぼ」があるのを最近知る。それで今朝は、答える人が車谷長吉さんだったが、いやまぁすごい解答だ。車谷さんが新年早々の、当欄で答えるのが少し話題になっていたので読みたかったのだ。ほんとに、読者にはかなり面白い。なんだか車谷長吉の真骨頂をみる感じ。相談している方が、とても小さなしょうもないことみたいに思えるし。宗教に没頭する人てのは、なんらかの家庭などに強い不満かストレスがある逃避だと思うものな。勝手な推測だけど、この相談している人本人に奥さんは何か強い不満かストレスがあるんじゃないのかなぁ。
私の母親も車谷さんのお母様と同じぐらい宗教を次から次と信仰してお布施をバラまいていた。家を仕事以外の日でも空けまくって定年前は名古屋まで毎月新幹線に乗ってなんか怪しい宗教に入り、おかしなマークのある金メッキのネックレスや財布を身につけて持ち歩いていた。他にもお寺や神社めぐりばっかりして父親の食事もほったらかしで、後でうすうすわかったがその頃、母親は父親といるのが嫌で嫌で仕方なかったみたいだった。先に定年なって毎日、家にいて殆ど出かけず庭とテレビの前にいる父親が仕事から帰ると居て、うるさく指図するので、どうも相当ストレスがあったと思われる。父親はうるさいしあれせよこれせよと昔から指図して自分は何もしない亭主関白なのだ。
しかしあの震災でメチャクチャなっている時に名古屋の宗教の教祖のおばさんは、こんな状態で行けませんと言うと、こんな時こそこなければうまくいきませんとか言ったらしい。ふざけんな、ババアと聞いて思ったな。そっちが名古屋から神戸に来て、助けてあげるものではないのかよ。まぁ今は母親は名古屋へは行ってないらしい、一番の理由は年金だけでお金がないからだと思っている。母親は子どもの私から見ても、業の強い人なんだ。