パタリロ80冊

nae586252010-01-16

また17日が近付いてきて思いだしたように震災特集だらけ。例年同じだけど、年々わざとらしくなる気がしている。私は何度も言ってるけど、この震災特番が嫌いだ。思いだしたくないこともある。いつまでも時が止まったままで生きていけないし前を向いていかないと進めない。家は激震地で、全壊して回りでは人があちこち死んだが、なんとなく声高に震災をどうこう言う人には被災しても家は無事とか知らないとかの人が多いんじゃないのかな?忘れるなとか言う前に、今現在ほんとうに生活できなくなってきている震災に合った人のことわかってんのかなと思うとこもある。商売してたけど、震災前はうまく行ってたのに、今はどん底状態の人がどれだけいるか。焼け跡みたいな更地に高層ビル建てて高い家賃とって復興したって元からの下町情緒も人のつながりも無くしてしまう。箱モノだけ立派なの作って赤字で破産てやり方はお上そのものだ。
まぁ私の家は今は震災前の家に近いマンション(前は一戸建てだった)に住んでいるので戻り組のひとり。今日は震災前からの知り合いのやはり自宅が全壊して建替えて新しい家に住んでいるSさんが、家に大量にある本を処分したいので私に引き受けて欲しい。お金はいらないから家に取りに来てくれないか?と相談された。本は息子さん(30)のマンガ本だとで、それならと車で少し山手にある高級住宅地の一角にある御宅の場所と電話番号をきいて車を運転して行った。
すごい家で、びっくりしてるとにこやかにSさんが出てきて大量のマンガ本の入った大袋を4個出して来られた。車のトランクと座席にも乗せて積み、家がすっきりして助かった。と言うのを信じて一旦家に戻りまた全部本を家の中に置いて、ようやるわと思いながら全部本を出してみる。約300冊あり、横山光輝のや浦沢直樹のが揃いであったり、パタリロが80冊もある(別冊入れて)
娘K子さんが好きなので、パタリロだけ除けて自分が読むのだと狂喜しているし、よくまぁこんだけ手離すなぁと呆れるやらで日が暮れた。近い内にブックオフへ車で持っていくことなるがコタツに積み上げているとにわかに古本屋なったみたいな気分だったなぁ。