司馬さんの原稿

朝から冬らしい寒い日になる。今まで12月になっても全然寒くなかったので、一遍に風邪気味になってしまった。ビタミン剤と風邪薬を服用し、「お〜いお茶」緑茶ティバッグを熱いお湯でいれて飲む。これが意外なほどおいしいのよ。結局、一日中家でコーヒー、紅茶、日本茶とお茶三昧だった。冬はお茶をよく飲むみたいだなぁ。
朝日の夕刊を何気なく読んで、よく知ってる人がでかく写真入りであり「へぇ」と思わず全部読んだ。司馬遼太郎の「峠」が毎日新聞に連載していた生原稿を友人で記者だった赤尾兜子が40年、死後は奥さんが保管していたのを姫路文学館に寄贈した。そうなんだ、赤尾兜子俳人で関西の現代俳句ではとても有名な人だが初めて知ったのは、長年続いている某読書会で息子のT君と会い父親の話を聞いた時だった。赤尾君は20年以上の友達。家にも何度もお邪魔してお母さんもよく知ってるし司馬リョウと陳瞬臣など友人達とお父さんと赤尾君が写っている写真も家の中に飾ってあるのを自慢話聞きながら見たもんだ。姫路出身なのも聞いてたな。
司馬リョウは東大阪にずっと住んでたので、震災後に二年だけ東大阪に住んでた時、小阪の家の近くを散歩したこともあるしなんか縁があるなぁ。今は「坂の上の雲」がテレビで放送してて人気があるらしいし、またブームになるかもだな。
しかし生原稿もし古本屋に売ったら幾らするだろう・・・と思ってしまった。赤尾君の家は御影の山手の高級住宅地にある一戸建てだが、お金持ちではないのだ。俳句の方も細々とやってるし会員は高齢化してるものな。また年内に家に遊びに行ってみようかな、まだ司馬リョウの原稿があるかも(とか)息子は正直やや変わったとこもあるが性格は素直で悪い子ではないのだな。