彷書月刊

nae586252009-09-25

また夏が戻ってきたみたいな暑い日、それでも彼岸花は赤くきれいに咲きほこっている。お彼岸になると、毎年きちんと咲くから花って不思議だね。
もうかなり内では知れ渡っているけど、「彷書月刊」が来年10月号で休刊が決まった。今までも何度かそうなるかもと噂はあったけど、決まるとショックだ。田村さんが闘病に入られて事実上、編集仕事はできなくなり難しいことも多かったと思うけど。しかし景気は上向きとかお上の言うことを笑うように、休刊続きなのはどういうことだ。こうなると、あとは・・・と考えたくないね。
娘の具合もかなり普通生活できるようなっているし、ふらっと電車に乗って武庫川街の草へ行った。駅をおりると、武庫川がすぐ目のしたにあり瑞みずしい。川がある街って良いね。かなり久しぶりだけど、店はいつもと変わらず。加納さんがいつものように外まで溢れている本を見ていた。できたばかりの、ほんの手帖51号を手渡した。あれこれ古本見ていると、電話が掛かり加納さんの話の様子で季村敏夫さんだとわかる。『山上の蜘蛛』を出したばかりで、それも読んでなかったけど加納さんに本を見せてもらう。思うより大判でずっしりした本、数分で中は読めるわけないが巻末に丁寧な索引があり目をひく。神戸詩人事件のことなど私は地元のニュースにうとい方で、殆ど知らないんだが貴重な資料にもなるんじゃないかな。思わず、自分の名前を発見した。サイン会しないのかな?
ここしばらくは、非常事態的に金欠状態が続き、気がつけば昨日、携帯電話を止められていた。それで実家の母親が娘に何かあったのかと心配して家に夕方訪ねてきたりして、えらいことだった。やっぱり電話は切られないようにしよう。