声は森進一なり

nae586252009-09-10

なんだか勝手に告ってしまったので、ご心配かけている子どもA子さんが三週間ぶりに話しを声を出してしている。何を聞いても首をふるかメモで書くかしかで全く声に出さなかったので、まぁ色々と心配していたんだが一度声を出すと本人も、きっかけができたように普通に会話ができるようなりましたのだ。
しかし20日以上声を出さなかったので、その声がまるで森進一そっくり。あの「こんばんわ、森進一です」てな声でボソボソとしゃべる。正直、このまま声が出なくなったらどうしようと不安もあったし、まずは回復に向かっている(多分)一人で、外に出かけて髪の毛をカットしにも行った。
しかし同じような心の病になっている人は多いのも感じたなぁ。そうなるには何かしら原因があるし環境もある。悪い偶然が何かの祟りみたいに重なって倒れることもあるだろし、私だってそうならないなんて何の確証もないし今の状況でウツ病にならないのがおかしい気すらするな。私がならずに、子どもが同じ系列の病になったのは多分、私より気マジメなんだろう。それに私は子どもの頃は自閉症気味で、神経多感だし無口でおまけにいじめにもあってたしなんと言うのか打たれて強くなってるとこがあるんだろね。今、思いだしてもまるで楽しい思い出のない小学校、中学だったもんな。あの頃に戻りたいなんて死んだって思わないものね。
夏の逆もどりのような暑い日のあと、突然涼しい風が吹き渡り秋の青空がインクを溶かしたような色で広がっている。こんな空を眺めると、きれいなんだけれど少し哀しい気持になる。ブルーになると言うのも、こんな青色だからなのかな。
ひとつ気になる古書がらみのニュースがあった、神戸大の図書館ばかりで同じ男が古書価の高い本ばかり盗んで古書店にまとめて売っていたのが、見つかった。大阪の吹田の古書店のHPで売られていたのを図書館職員が盗まれた本だと気ついたそう。図書館には、確かに値うちのある古書もあるが記号や印も付いているし簡単にはがれないようなっているハズ。それを消して何冊も売ってればプロなら察しはつくんじゃないかと思うけどね。その古書店は大阪ではとても有名な店だ。しかし大阪の今里から神戸大の図書館まで通って、古書価を調べてかなり多い冊数を盗んでいたらしいが、余程盗みやすかったのかしらねぇ。