夏の終わりの映画本

nae586252009-08-30

8月も終わりがすぐそこ。まだまだ暑いが、朝夕は確実に秋の気配がしている。ほんとうにこの夏は、波乱万丈的に次から次と色んなことがあるがだからと言って、家で暗くなっているのも性分に合わないし家人に言って、すこし気晴らし兼ねて本屋をまわりに出ていく。
なんつうか落ち込んでる時は、ひとりで本の山の間にいるのが落ち着く嫌味なクセがあるらしく、いつもの古本屋の天井まである本棚の間にいて背文字を見ていると気がすかっとしてくるな。まぁなんでもウツな気分を払う方法は持っている方が良いのだ。元町の高架下を歩いて、前からパラッと読んだことはあるけど持ってなかった『映画をめぐる冒険』村上春樹川本三郎をゲット。これもハルキ本では未文庫化絶版のだけど、300円。帰って全部読んだけど、まぁひとことで言うと映画好き(特にアメリカニューシネマ)の人じゃないと面白くないだろう本。前書きを村上さん、後書きを川本さんが書いている意外は1960年代前後の洋画だけを選んだ映画評だから、映画みない人や若い世代には受けないかも。私は映画は好きな方だけど、どちらかと言うと日本映画好きなので出てくる半分も観ていない。最近は韓国映画を多くみてる(DVDで)けど、『ノーカントリー』はみた。映画館には随分行ってないけれど、ホームシアター化した部屋で映画をみるのは、貴重な娯楽の時間だしね。
そういえば昨夜は、『スターウォーズ エピソード1』をテレビで見始めたら面白くて最後までみていた。宇宙ものはアメリカ映画は一番すごい。日本映画の宇宙ものというのか特撮映画など大人と子どもである。スターウォーズのあの音楽聴くと、わくわくしてくるもんね。ちょい前に最新の「スターウォーズ」をみてたので、アナキンとパメラがどうなるかも知ってたんだがそれでも面白かった。『スタートレック』の最新版もみてるな、そういや。
古本と映画、それに音楽はないと困る。