怪人二十面相・伝

うんざりするような盆休みが終わって、仕事がはじまる。休み最後の日曜に、やっとひとりで本屋に行って、カフェ・アズマに借りていたDVD8枚を返す。長い韓国連ドラものを借りていて、いく度にどこまで見た?と聞かれてたけどなんとか終了。お礼代わりに、巻寿司を持っていくとよろこんでもらう。アイスコーヒーを飲んで映画の話をして、また新しい韓国映画のDVDを一枚借りる。
ここで須飼秀和さんの画集「いつか見た蒼い空」があり、今、明石で同じタイトルの個展をしているのだ。すこしなつかしいような風景の絵がいかにも挿絵ぽく描かれていて愛らしい感じ。神戸新聞にも週一で大きく絵が出て、海の絵のをアズマさんに見せられるけど、この絵も良いな。新聞の挿絵に合う気がする。
神戸新聞といえば、日曜版の書評欄に海文堂の新人北村君が書評を書いているのを行きつけの喫茶店で読んで知った。これがなかなか感じよく書いてあり感心する。海文堂で書評といえば平野さんが有名だが、これで平野さんも安心して引導を渡せる?かもねぇ平野はん。
映画のDVDを全部返してしまうと、なんだか心細いし久しぶりに地元のツタヤへ。あれこれ捜して「K−20」怪人二十面相・伝をレンタルして家のホームシアターでみた。日本映画も久しぶりだが、字幕読まなくて良いのは楽だなぁ。明智小五郎怪人二十面相のお馴染みのものかと思いきや、金城武扮するサーカス芸人栄吉が出て、娯楽映画でなかなかおもしろい。映画館でみたいのだ。金城武つうと「レッドクリフ」の孔明が似合って有名なったけど、どうもあの顔が好きじゃなかったんだよね。でも「恋する惑星」からなんのかの言いながら見てるし年とって味も出てきたかな。やっぱ日本映画は好きなんだ。