ぼくが猫語を話せるわけ

朝まだ寝てる時に、ぐらっと地震で目がさめる。遠くだけど大きい感じの地震だと思ったが、静岡で震度6の大きな地震がおきていた。
しかし地震を感じるのは人それぞれで、朝いつもの店でコーヒーを飲んで話していると、殆ど地震を知らない。と言うんだな。おっさんなど「そんなもんない!」と言い、別の客に「あんたが鈍感なだけや」と言われる。まぁね阪神の時も寝て知らないて人がいるんだからね。今日は仕事だったが、明日から盆休み。娘はバイトの面接に落ちて、一日中殆ど家でパソコンしたり本を読んでいるが、自分の本を全部読みつくして読む本がない。と言うので、おおそれなら私の蔵書を好きなの読みなはれと、注文にあう本を山積みにしてる本を崩して捜し結局『ぼくが猫語を話せるわけ』庄司薫を出して渡した。そういや家には未読本も山ほどあるのだ。
夜も、ずっと読んでいるので聞くと「結構おもしろい」と返事でしめしめ。親バカやねぇ。ニュースで静岡の地震で、一人暮らしの独身女性が本に埋もれて窒息死?で亡くなっていたそうだ。部屋には天井まで本が平積みされていて、それが崩れて直撃したら死ぬだろう。こんなことがあると人ごとと思えない。と思う古本者が沢山おられるだろうけど、やっぱり寝る部屋に天井まで平積み本が何本もあるのは危険だよ。私の家も本だらけだが、地震で本が崩れて死なないように布団の回りは気をつけてる。好きな本に埋もれて死ぬのと地震で呪いみたいに上からドサドサッと落ちて窒息死するのは別だし、やっぱ死にたくないし。でも亡くなられた方は気の毒だと思う、どうか成仏して欲しい。