花火

朝すごい雨の音で、びっくりする。バケツをひっくり返したような土砂降りの雨が降るのを眺めていると、やっと梅雨も終わりなんだろなと思う。
そんな雨がふったりピタッと止んで晴れ間が見えたりの、忙しい天気の土曜日。車検に出していた車を近所の車屋へ引き取りにいき、二週間ぶりに車でやっぱりの西宮のブックオフへ。いつも一杯の人が今日は少ないなぁ。ガランとした店内でバイトらしい店員が二人、グチを言っている。そんなのも珍しく、めまぐるしく変わる「ブ」の経営(大日本印刷と仲良くなった)のなんのかの言っても、今はカベなんかな。とか思ったり。私はメモ帖に日記替わりにびっしり書くので去年「ブ」へ来た日もつけてるが、丁度おそらくお金に困ってダンボールに子どものマンガと私の本を詰めて売りに来ていたが、それを読んでまざまざと様子を思い出した。意外に高くなり、そーかこの新刊が高いんだ。とか思ったが「ブ」の売れたひとつは買取がしやすいのもあるだろな。古本屋だと売りに店の奥までダンボール抱えて、妙にドキドキしてそれでも今日はこれを売らんとメシが食えんとか悶々としながら、重い戸を開けて・・・てなまるで『国分寺書店のオババ』のシーナさんみたいになるが、ブックオフは売りに行くのも車でダンボール積んで入口のカウンタにドサッと置けば良いのでラクだし。お盆や暮れにものすごい量の本やCDを持ってくる人の列の光景も珍しくない。それ狙って、行くのも私だけど結構良いのがドサッと出るんですよ。
「ブ」で7冊買い、バーミヤンでラーメンと餃子を食べて芦屋浜回りで帰ると丁度花火をする日らしくく公園に屋台が出て警備員があちこちに立っている。夜も曇りで空は暗いが、ドーンドーンと花火の音がしてなんとかハシの花火が見えて空が明るくなった。
吉田拓郎が、つま恋やコンサートツアーをキャンセルした。行くタクシーの中で体調が悪くなり無念の中止をしたらしいが、やはり病気が完治してないんだろと思う。前の、つま恋ですごい人が来て60の拓郎が元気に歌っていたのテレビでみた時はうれしかったけど。あえて言ってしまえば、自分で死に急ぐことない全国コンサートはやめて体を大事にして欲しい。病気は執拗なのだ。