欝の一年

nae586252009-07-11

しかし毎日ろくでもないニュースが続く。それだけ不況つうか去年のリーマンショックの波が今も押してきて、今までなんとか回っていた金策が回らなくなっている事態になっている気がする。景気が底から回復ってウソだろ。
毎日、梅雨らしい曇りや雨の日が続く一週間、とうとう一度も出かけられずなんとか仕事だけ行く。合間に出ようとしたら、雨がザーッと降りだしたりうっとおしい。こんな日に読むのにぴったりすぎる『欝の一年』吉行淳之介を古本で買ってたのを読むと、しみじみ良いんだな。中に、季節の変わり目、雨がふる前は体が先に感じて具合が悪くなる様子や、暑い夏中苦しんで少しでも秋の気配を感じると心底ホッとするところ等、まったく共感してしまう。
本当に季節の変わり目、特に梅雨時期は雨がふりはじめる前なんか体中が重く頭痛がしたり寝る時間がふえていく。私はもしかしてウツ病だったのかな。ウツ病なってもおかしくないとは思うけど、まぁクラ〜くなりだすと外をぶらぶら歩き回るクセがあるので、そのうちに忘れてしまうめでたいとこもある。それと毎週のように友人とビールを飲むのも楽しみだし。なんとかなるようやるしかないし、幸いつうか夫婦とも働いているので収入もある。一応、仕事と金は今はなんとかなるから、ガソリンまいて火つけたろかとならずに生活してるハズだけど。こんな事件て、類似犯が必ず出るもんだ。百年に一度の不況の後は30代後半から40代のスキマ世代(そんなのあったっけ)、就職しないで若い時はアルバイトして適当に遊んで縛られるのはイヤな人が多かった人等が40なって仕事も金もなくなる不安と現実が来てるんじゃないのかな。