七痴庵から

nae586252009-04-18

東京では首相がお花見会とかで有名人の前で、愛想笑いをまいて桜の短歌を披露しておられたが、なんだかゴーストライターじゃない歌人が作ったんじゃないの?と思ったのは私だけかしらね。できすぎだろだって。
こちらは桜はすっかり新緑になり、それはまた爽やかで梅雨までの短い気持の良い季節なのだけど、最近どうも空の色みたいにブルーな気分になる。気分が落ち気味でいけない。ま、理由はわかってんだけど。来週はそんなのも忘れて本屋方面行ってる気もする。
七痴庵さんからハガキが来て、少しの間しみじみ文面を見つめていた。「彷書月刊」編集長、田村さんの別の名で、古本屋号は、なないろ文庫で同業者には、七色と呼ばれてる。彷書の日記で告白(と言っていいのか)している通り、今は入院中で重い病気と闘っているのを今月号で知り、それも青色になるひとつだったが、こうして元気な文を読めるのは雑誌で読むよりも、うれしい。お花見も行かれて一句書いてある。田村さん勝手に引用お許しを。千手にて花持ちあげし桜かな(七)
なんとかまた元気になって欲しいです。桜散り主なき社で待つ吉事(なえ)