みぞれと桜

nae586252009-03-25

しかし夜は寒かった。ちょい夜桜を見に夕暮れに外に出て歩くと、寒気すごく頭に冷たいものがパラパラ当たる。これ、みぞれだよ。ひえ〜っさむいワケざんす。でも帰らず、近所の居酒屋で友人と花冷えの夜に冷たいビールを飲んでいた。流石に生ビールを飲むとさむくなる。昨日のWBC日本、勝ったよねぇと友人と話していると顔見知りのおやじが口を挟んできてうるさいなぁ。
ここで前は、いつも芦屋の中学の10年先輩(60)のKさんがお酒を飲んでいて震災前からの知人なので、あいさつをしたのだけど今日はおらず。この店は、市境にあり歩いて数分で芦屋市になりKさんの家は芦屋の津知町なのだ。よく、つちちょうと読む人が多いけど、つぢちょうと読む。古い大きな家が多く、町名の由来かもの小さな辻が多いところで、ローカルな話をすると小学校の校長先生の家もある。しかし震災で、そんな古い家は壊滅的に全壊し今は味気のない新築の家がモデルハウスみたいにズラッと建ち並んでしまった。津知公園から、芦屋グラウンド前のさくら通りまでは、お花見の隠れた名所である。足の便が少し悪いのと宴会する座る場所が無いおかげで、酒宴バカ騒ぎの花見客がおらず静かで、これからは何度もさくらの散歩コースになるのだ。気取った街だけど、見張りがうるさい分気楽に宴会したりうるさいカラオケしたりする他所モノ花見客が来ないんだな。そんな連中は、もっと気楽に酒が飲めて騒げるところでするんだろう。芦屋の人は、夜はヒマで家の前に人が歩いてるだけでカーテンの隙間から監視する人も多いし、車など少しでも止めて花見しようもんならすぐ警察を呼びつける。ヒマでケチでカラ見栄張りのヤな土地柄なんだと住んでいて、外に出るとうんざりするほど感じる。(結構事実です)近所に住んで、さくらの咲く季節に散歩してるぐらいが丁度良いのだ。
業界紙に載っていた記事に、ジュンク堂書店の株51%を大日本印刷が取得し経営権を事実上持ったとか、丸善も先にそうなっているので、ひょっとすると丸善ジュンク堂ー丸淳堂とかできたりして。しかし本が売れないのは珍しくないが、これは深刻なんだろう。BF深江店の店長と、そんな話をして三宮センター街地下にジュンク堂の本店がはじめてできて、行った時の30年近く前の話をしみじみ話していた。店長はできて二日目に行ってるし、私は一週間目に行った。地下にあった本店は今のジュンク堂には失われてしまっている本屋らしさがあって、好きな本屋で仕事帰りにいつも寄っていたが、それがこんなに全国チェーンの大型書店になるなどその時は予想できるワケがない。ジュンク堂は、神戸のセンター街地下本店からはじまったんです。今は、地下はCD店になり同じビルの二階から四階がジュンク堂になってますが。