トライアングルの疑問

nae586252009-03-17

いやぁ今日はポカポカ陽気で、ちょっとおかしい位でしたねぇ。
ところで、たまたま再放送でみたドラマ「トライアングル」が夜は最終回でした。犯人は誰?と頭を使わせてくれておもしろかったんだけど、途中の上海で幼い時に生き別れになり大人になってから兄(堺雅人)の妹の幸(サチ)と再会するところあたりで、強い「アレ?」という思いがする。これは坪内さん風に表現すると既視感にとらわれる。もし坪内さんが見ていたら、すぐ見破っているんじゃないか。ドラマは25年前の事件からだが、この中国で生き別れになった兄妹の場面はかなり見せ場でリアルなんだよね。でもって、この既視感に鈍い頭が思い出せずにいたが、さっき最終回を見終わって、お風呂に入っている時にパッと明るくなりはっきり思いだした。25年以上前に、終戦直後の中国で兄と幼い妹が逃げてさまよう場面で、母親が死に兄と妹も別れて日本で大人になってから偶然再会し、それも初めは片方しか気付かず・・・兄と妹の衝撃的な記憶は野で死んだ母親を焼いて骨をとることだった。ここまでで何の本かわかる人はいるだろう。これはなんつうか、ネタなのかしらね。そんな古いドラマなんかしらねーよと言われるのだろか(テレビドラマにもなった)でも作家はきっと、この本を読んでいるだろな多分。ドラマが終わって、別のネタバレみたなのも見終わった気がしてしまったのは私だけなんだろーか・・・ま、おかしなとこ覚えてる視聴者のたわ言です。