雨の神戸

午後から雨がふり出し、神戸元町駅前はカラフルな傘をさして歩く人ひと。私は基本、雨ふりは余り好きじゃなく傘をさして歩くのもめんどうなのと、すぐ傘を忘れるので散歩しないんだが、今日は出てから雨ふりだった。またもや4丁目の百均でビニール傘を購入する。一体何本あるんだほんま。
出てくる時に郵便局へ寄り、本の発送をしたが今まで冊子小包だったのが、ゆうメールに名前が変わっていた。手帖に郵便料金表があり幾らさがしても当の小包料金がないので聞いたら、名称が変わってるんだそうな。民営化して変えんでも良いものも変える、ゆうメールなんてメール便とまぎらわしい「冊子小包」で良いじゃないか。
など、ぶつぶつ文句を言い電車に乗っている間に雨がポツポツとし、モトコーを歩いて古本屋サンコウの前に来ると丁度店主と目が合い、あいさつ。来週は、さんちかなのでバタバタしていたが、ウロウロと見て『同時代としての戦後』大江健三郎講談社文芸文庫)を今年初めて買う。やっぱ新年最初に店主とあいさつした古書店では何か一冊は買わないとな。と思うもの。初めて入った店でも好きな感じだと文庫一冊でも買うし、なんつうかマナーみたいなものですね。欲しくない本は買わないけど、あっても良いかな程度の百均本は最初の時は買うな。まぁ逆に腹が立って手にとって買う積もりの本を放りだして二度と来るかバーロー的に出てしまう店もたまにある。しかし不思議なのは、大喧嘩した店でそう思ったのに今また普通に結構入り古書を買ってること。何故だか自分でもわからないが、もっと不思議なのはそんな書店が一軒じゃない事実(笑)どんだけ変わった世界なのか、それとも同類の仲間的な喧嘩でしかないのか・・・ボロクソにひどい事も言われてんだけど大抵そんな時はヒマで何か機嫌が悪い時に限ってるので、こんな雨の寒い午後には行かない。