分け入っても

あれよと言う間に1月も半ばになってくる。しかし国会の迷走は普段政治にそれ程熱心じゃない私でも呆れてくるバカさぶり。内輪もめに見てるのは次期政権の足固めばかりで、知らぬ間に消費税も三年後に増税が決まるとかどうとか、この非常事態ともいえる経済危機に税金上げてどないすんねん馬鹿タレの集まり。それに民主党の党首がどう見ても政治家のワル顔で黒いタヌキみたいじゃないの。いっそ離党したミッチーの息子に首相なったらまだマシなんじゃないのかな。茶番やっとる場合かよほんま、もっと大事なこと決めないとあかんやろ。
わけいってもわけいっても青い山 は俳句だけど、分け入っても分け入っても見えぬ道てな感じ。
今日もとても寒くて外を歩いてても寒くて体が縮むんだが、10日発行のがあるのを思い出し電車に乗って出かけた。「本の雑誌」では後記に某連載者が休刊するかもと知って100万ぐらいなら寄付できる。と言われたとか他にも使ってくれと寄付の申し出が沢山あったのを知る。丁重に断ったそうだが、寄付を受けるぐらいならもう終わりだし時間の問題になってしまう気がする。こんなこと今更言うのもだが、2000年の終わりに椎名さん目黒さんが揃って一線から引退した時が引き時だった。それは皆思っていたし当の現編集長も思っていたかも。椎名・目黒さんが作らない本の雑誌はどんなに似てても、違う雑誌。今こうして読んでもやっぱそう思う。
出てきたので、さっぱり気分を変える積もりで髪の毛をカットしパーマをあてる。半年ぶりかなパーマ、仕上がった自分の顔と頭を鏡で見て何故かうんざりした。