旅の前

あっと言う間に明日は旅行の日になる。これと言って用意するモノもないのに冬物スゥエーターなどボストンバッグに入れると一杯になってしまう。で、明日は朝早くに関空行きのバスに乗ってるので、しばらく留守に(多分)ソウルのネットカフェとかあるかも知んないけど、言葉がハングルだろうから使えそうになさそうだしなぁ。
旅の準備でしたのは、その韓国語の現地で用件を伝える会話の短いメモを作ることだった。特に大事にメモしたのが、トイレどこですか?(苦笑)これはいらない。ありがとう。等などガイドブック出して捜して言うより手帖に書きつけてさっと見て言う方が、早いから。あの象形文字のような字はさっぱりわからないから、勿論カタカナで並べて書くけど、こんなのが結構楽しい。旅行は行く前日が一番楽しいものだ。
二日間の食事の買いだめとビールと酒を買い、娘に夕食の申しおくりとゴミ出しのメモをテーブルに置く。それと木曜の「砂の器」のビデオ録画を頼む(自分じゃできない)
すこし腰が痛いのが心配だな。携帯本に何を持っていこうかと思うが、それ用に古本で20円で買った『雪国』が再読でも、すごく読めてしまい結局読了してしまう。川端康成の若さと、きっちりした文章が深々と伝わり読ませるんだな。晩年の小説はどろどろして悩んで書いたみたいなのが多いけど、この時期のは好きだな。
 二十円で雪国さまよう古書の旅