冬の晴れ間

nae586252008-12-15

しばらく、と言っても数日ですが日記を留守にしてました。別にトラブルや病気になってたワケではありません。たまには、こうして休むのもこれからはありかな。と思ったり。
しかしじっとしておられない気にさせたのが、「本の雑誌」がもしかして?の椎名さんの文だった。別のブログで知り、日曜だったので慌てて一番近い「本の雑誌」を売っている住吉の書店へ車で走り、クリスマス前で大賑わいの店内でボーゼンとなった。それはまぁ冷静に考えると予想がつかない話ではないにしても、突然目の前に貼られた馴染みの好きな店の閉店の貼紙を見た気分とでも言えばいいのだろか。しかし、まだ閉店にはなっていない(らしい)なって欲しくない。
椎名さんの回顧的な文は、どこかすごくサビシイ。
それで、ふっと一番おもしろかった本の雑誌はどれだろう。と思いだしてみて、それは「もだえ苦しむ活字中毒者、地獄の味噌蔵」だろと本棚にあるハズのその号を捜してホコリをあびながら本の山の奥深く分け入り、捜してみても出てくるのは別の捜していた雑誌やミニコミばかりで、出てきまへんがな。今では単行本と文庫もなっているが、最初は「本の雑誌」の巻頭の椎名誠のめちゃくちゃですごく面白くて笑った話なのだ。こんなの読まされて、買わねーわけない。いい加減な出方していた当時の本の雑誌を、いつ出るかとずーっと我慢強く待っていた。あれは多分24年ぐらい前ではないかなぁ。正直、今月のはベスト10が出ている特集だけんど端から端までいくら読んでも、すげーおもしろい。と思うのはひとつも無い。680円払って買うのは少しもったいない気がしたよ。あえて申し上げます。
好きなことを書いて出すのは、ほんとうにあれこれ思われるし怒られることもある。でも、それを選んでこうして駄文を書いていくのは私のできる殆ど唯一なのでやめません。はい。