やわらかい生活

あっと言う間に10月も終わり。今年はあと二ヶ月になってしまったよ。早いんだよねぇ、これからが・・・しかしじわじわと暗い金融不安の影が近付いているのを否応なく感じる。これ、とんでもない落とし穴のような不安をあおるのだ。恐らくあと二ヶ月は良いことはないだろうな。アメリカが風邪をひくと日本はくしゃみどころか、ぞくぞくと流感にかかる。えらいことだよ、これから。
そうだからと言って、何かするわけでもなく映画「やわらかい生活」を観ていた。これは上映してた時から行きたかったのだが、とても映画らしい感じのする期待を裏切らないのだった。寺島しのぶは良い女優だな。ただ単に好みの問題だけなんだけど中谷美紀が私は何故か好きじゃなく(すごく上手い女優だけど)寺島しのぶは好きなんだな。どこかで観たような気がする絵だなぁと思ったら「ライ・ライ・ライ」(原作「永遠も半ばを過ぎて」)なんだ。ても、その「ライ〜」観てる人はいないだろけど。あれにも豊川悦史が出ていたが、豊川もよかった。「愛ルケ」より、ずっと「やわらかい生活」の方が良いんじゃないかな。たって「愛ルケ」観てないんだけど。
昨日は、半年ぶりに四国のAさんが来神するので友人で集まってオフ会だった。私も入れて4人で鶏ナベの洒落た店で箸を出してナベをつつきながら、あれこれ話す。三人まで俳句をしていて私以外は現役で俳句賞に佳作になったり予選を通ったり、かなり上手い。一人から「火星」を一部貰うが、偶然この主宰は私の本名と同じ。時どきどうして本名にしないのかと言われるが、最初、本名はありそうでない名でネットなどで出すと誰が調べてそれこそあの人があの、とか指さされても困るなぁと思っただけだった。まぁ特別隠してないので、ほん手とか読んでいる人は皆さん知ってるけれど。
その、ほんの手帖もすこし間が空いてしまってるが最近続けて一年分の切手を数人からいただいた。しかもプラスされて図書カードや現金が入っていて、ありがたいがサボって申し訳ない気持がふくらんできて、そろそろ作らねばと思う。貰わなきゃしないのかよ、とか言われそうだけどこちらがなんにも言わないのに、すっと出されると弱い。
前も本気で一度やめようと思った時に同じようなことがあり、結局作って発行した。持つべきものは、そんな良き読者なんだよね。そうじゃないととっくにやめてるだろな。