美食手帖

毎日、とても良い天気だが或る理由あって夕方から、ひどく落ち込む。どんな理由って言えません。なんでも思ったことなんでもかも悪口罵詈雑言、自分の元ダンナを金髪豚野郎なんて思ってたってブログなんぞに書くもんじゃない。円朝を小朝が、なんて内心欲しくったって自分で言うもんじゃなし。
今日は娘が学校で就活には黒のスーツは「葬式」みたいだからダメでグレーか紺のスーツで行け。と言われたと言い、思わず「冗談はよしこさん」と口から出たが、あれ三平が言ってたっけ。なんで黒じゃダメなんだい。
原稿のために追い込まれて、本屋へ走り「北大路魯山人の美食手帖」と「美味しんぼ」102巻を買った。知ってる人は、すぐはは〜んとわかるだろけど「美味しんぼ」の海原遊山は魯山人をモデルにしている。美食倶楽部なんて持っているし窯もあって自分で陶芸をしたり、もうそっくり。映画では佐藤浩一と三国連太郎の親子が、料理対決する親子を演じていた。私はマンガの方は殆ど読んでないけど映画は結構好きだった。篠山へ豆を求めて自分の故郷を思いだすシーンなんかよかった。美味しんぼは、連載が親子が料理対決で和解し一応終結となっている。初回は1983年だから25年も続いた超人気漫画だ。よく料理が、それだけあったのもすごい。しかし現代の現実の食生活は、おそらくかけ離れて家庭の料理ではないのが、なんだか残念。こんな手が掛かったモノばかり作らされたら給料なしの無償のタダ働き同然の主婦なんか気が狂いまっつせほんま。