スムース

nae586252008-10-20

「sumus」創刊号、三月書房・宍戸恭一インタビューと同4号、湯川書房湯川成一インタビューの記事。どちらも山本善行さん聞き手。前書は1999年9月1日発行、後書は2000年9月20日発行なので丸一年で4号目が出たところ。ほぼ季刊ペースだった(最後は年刊だった)
しかし持っているのは、わかってるが本の山を崩して奥深くさながらジャングルの奥地みたいな本棚を、さらに二重に置いている本をどかしてホコリにまみれて出す度に何とかしないとなぁ・・・と思う。宍戸さんと湯川さんのインタビューの話はまるで個性が異なるもので宍戸さんが赤なら、湯川さんは青の色みたいな感じだ。しかし共通するものも本を通じてあり、三月書房が今でも湯川本を売る唯一の書店であるのは商売だけでなく友情を感じる。読み比べると、なんというか或る種のヘンコ者のオーラがある。
ちなみに、両方とも今は版元も売り切れである。簡単に言うとレアな雑誌だね。なんか自慢みたいだな(つうか自慢だろ)
私は読みたい本しか集めないようにしてるので、古本市とかで、これ希少かな高そうだなと思っても読みたくないのは買わない。それに高い本も手が出ないので百円代の本や雑誌しか買えない。ミズテンで透明袋入りの本も中が読めないので買わない。だからネット書店で買わないんだよな。手に取って中を読めないのに買う気が起きないもんな。
そうしてると結局、時間と手間とお金が掛かってしんどいんだが、それしかできないから仕方ない。ヤフオクなんざ、くそくらえ。
年に一度は、今ある本をきれいさっぱり処分して数冊の心の書だけ置いて生活したらどうだろう。と大抵、本棚の整理をする年末に考える。何冊、家にあるかわからないけどあちこち押入などに寝かしてるのも全部出したら、すごい数なのは間違いない。箪笥の引出まで本が入ってるし。もし引越なぞする事なったら、ほんとにそうしようかなぁ。