舞妓はん

京都で河原町から三条へ行くのに歌舞伎で有名な南座の前を通ったが、その北側の少し入ったところに北座があり、そこから可愛い舞妓さんが二人出てきたのとすれ違う。北座ってあったんだと良く見たら劇場でなく和菓子などの京ものの店が入った建物だった。舞妓さんは、よく素人の観光客が同じカッコをして市内を歩き間違えると言う話をしたけど、本物の舞妓さんは昼間は普段着の着物で髪の毛もカツラでなく本当に結っているし、すぐにわかる。祇園の真ん中にはニセもんは入らないしね。
朝の連ドラで、舞妓を伊丹生まれの双子の子がしている。「ふたりっ子」の将棋差しのドラマの時は、まだ小学生で可愛いしよく見たけど今度のは、ウソくさいなぁ。祇園の人が見たら笑ってんじゃないかと思う。無理ありすぎだろ。まだ「舞妓Haaan!」の方が完全に外側の目で面白かったよ。あれ、堤真一がすごく京都弁がうまかったが堤真一は西宮の生まれ育ちなので関西人だった。
今日は、昨日の疲れが出て一日ぐずぐず寝たり起きたりしていた。ラジオで一日で使ったお金は幾ら?とリスナーに聞いてるので、8割が千円以下だったしDJやスタッフも400円とか電車代だけと申告している。ラジオって意外に仕事の報酬安いのかな。それで自分は今日幾ら使っただろと計算してみると、食べもの関連ばかりで4200円だった。まぁ夕食他の買物があるし独身で実家に住んでる人とは違うので、電車代だけつうわけには行きません。まぁ出費はそれで収入が9800円(今日だけ)と仕事バイトが来たのが20000円、どんな生活やねん。
遅れて書評のメルマガを夜に読むと、林哲夫が選ぶこの一冊に、湯川書房と湯川さんの事等について長い文があり、とてもうなずくもの多くも少しで読まずに済ますところだった。林さんは湯川限定本として『中国行きのスロウボート』を出したことにやんわりと反発している。そういわれれば、湯川書房から出た中では異色で、なんで?と私も知った時は思った。つながりが薄いんだよね確かに。勝手に持っていると思っていた山本善行さんに天神さんで聞いたら、現物は見たが持っていない。買わなかったのだとか。
湯川書房の本は欲しいが買えない。貧乏だから。私は一冊だけ持っているが、それもかなり無理をして買った(34000円だった)子どもが二人私立の大学と高校にいき、月にすると13万学費を払って余分なお金どころか借金しないと払えないかも。と言う時だったけど、パートの仕事の臨時賞与を殆ど使って私の収入から買った本だった。
でも手に入れた時、そんな無理をしたのも忘れるほど湯川本は素敵だった。今でも一番高価な本。死んだ時は勿体ないので棺桶には入れずに葬式代の足しにでも売ってもらおうかしら(この頃、棺桶ネタが多くてすんません)