京都三条

nae586252008-10-16

今日は予定通り京都へ行くので朝から洗濯をババッと干し掃除をして、早めに家を出た積もりがまたもやドタバタになる。乗った電車が先ず遅れ快速は長蛇の列で座れないのはしんどいのでひとつ遅らせ、京都駅でいつもは乗らないバスで三条まで行こうとしたら路線を間違えたらしく、三条は行かないと乗ってから言われ四条大宮で降り阪急で河原町まで乗り、そこから歩いて三条の思文閣への道も間違えて予定よりずっと遅くなってなんとか戸田勝久個展「明日の空」を見にたどり着く。なんで、京都へ時間決めて来る日は迷うんだろね。中に入ると、奥の椅子に見慣れた背中があり戸田さんと林哲夫さんが談笑されていた。ギャラリーは二階もあり奥に長く、茶室風の和室もある。メルヘン風な絵もあればイラストのような可愛い小さな絵もあり、なんとなくジブリ映画のハウルの城みたいなのもあると思えば、陶器に絵を描いたものも沢山展示してあった。戸田勝久氏は、穏やかな紳士で京都の方かと思ってたら神戸の同じ区内のお近くの人だと知る。東灘は昔から名士の多い土地だけど、文学美術の先生が多いのは土地柄なのか(私の家は賃貸マンションで関係ない、あたり前だ)落ち着いて自然の豊かな山手の住宅地で環境が良い場所だが、最近はペットを捨てたのが繁殖した、あらいぐまの被害がひどい。イノシシも大分前から増えすぎて困っているし、変なとこで話が盛り上がった。三月書房の宍戸恭一さんと約束しているので、失礼する時に戸田氏から図録をいただく。またコープで、とかどこの生協かわかるのが神戸っ子だね。お会いできてよかった。
林さんと歩いて、寺町の三月書房へ着くと宍戸さんすでにデコイに居ると息子さんに言われ、時間なので慌てて入りあいさつ。夏の間、私もダウンしたり間が空いてしまったが宍戸さんお元気そうで、早速写真をあれこれ出し三好十郎の研究の本が佐賀の出版社から出たのを見せてもらったり、林さんが宍戸さんの肖像画をスケッチで描いたりした。久しぶりだったのに、全然そんな感じがせずたのしかった。もういつ死んでもええんやと何度も言われるが、湯川さんのことは話をする時さみしそうで余り聞かなかった。
もう一回、三月書房で本を見ていると宍戸さんがあんたの本売れてるで。と教えてくれる。また年内に一度来ると約束して、バスに乗って行くとこがあるから一緒に途中まで行こうと言われ、それならとバタバタと失礼する。今日は、思っていたとこへ半分も行けなかったが、目的はなんとか遅れずに果たせたから良しとしよう。今日は一日、快晴で京の町もきれいだった。JR京都駅で、しぶとく三省堂に入り京都本など見て伊勢丹で食材を少し買う。帰りの電車は、すぐに来て座れたが前にメタボなスーツの外人と隣に若い女性が座っているが、他人らしく女性の方がすぐバッグをバカッと開けずっと化粧を拭いたりクリームを塗りまくったり満員の車内で化粧の匂いはくさいし外人の隣で、このアホがやめんかい。と思ってるとメタボ外人さんも横目で呆れ顔で見ていた。
ああ日本はいつから平気で車内で化粧する習慣ができたんだろ。奥ゆかしさとか言う言葉も死語になりそうだよ。