古本コンビ

nae586252008-10-04

朝から快晴、だけど少し晴れすぎで暑かった。今日は腰痛なって以来はじめて大阪へ天神さん古本まつりへ行ったのだ。本腰いれて古本まわりしたのも久しぶりだった。
天神さんの境内に入ると、すぐ岡崎武志さんと山本善行さん古本コンビに遭遇したので挨拶。その後も天神橋商店街のあちこちでも会い、行くとこ同じなのをあらためて思ったな。他に行くとこないんかいなてね。天神さんは、とにかく百円均一台が一番で野外の木漏れ日が漏れる中、気持が良い。古本好きそうなおじさんが沢山でその中でスピーカーで「近代ナリコさん、お電話でーす」と呼んでいるのがおかしかった。携帯電話持ってないらしい、それっぽい背の高い女性をチラと見た気がしたがここに来てるんだ。古本まつり内でスピーカーで電話の呼び出しするのが、すごいね。
しかし今年は思うほど目玉本がなかったみたいで、丁度亡くなったばかりのポールニューマン特集の「キネマ旬報」や「蟹工船」元版などを百円で買う。林さんの姿なく残念だった。岡崎さんは昨日は神戸でラジオ録りがあったらしく、新しい古書店へ行かれていた。流石だし言われた感想も、その通りだと思う。手をつないだイラストのTシャツがなんとなく目をひくのだ。
天神さんを出て、ほんの手帖を置いていただいている天牛書店へ久しぶりに入ると、すごくにこやかに応対してもらう。ロクに本も買わないのに、いつもすごく良くして貰う。平さんと少し話したら、今はバブル崩壊以来の買取ラッシュが本店ですごいらしい。まさか、またバブル崩壊その二とか来るんとちゃうやろなとか言いながらも、昨日店で一番高い本が売れて、びっくりしたとかで天牛は健在だろう。ここで百均でまたもや文庫二冊だけ買う。トホホだね。すぐ前のハナ書房へも入る。ここの美術書の棚はすごい。そこぐらいで、また本の重みもありよく歩いたので腰回りがどよんと痛くなり、ここまでにしてお昼を中華料理店で軽く食べて天満駅から電車に乗って帰る。ああ、このあたり岡崎さんの生まれ故郷だった。久しぶりに古本まつりへ行って動きまわってもなんとか無事だったのは、これからの古本の秋に向けて自信になった。
疲れて、帰ってから二時間ほど昼寝。夕方から行きたいイベントもあったけど残念。
夕食に、手作りの餃子を巻いて油で揚げて揚げ餃子を食べる。うまい!