鰯雲

今日は夕方、買物がてら散歩に出ると空に鰯雲がきれいに泳いでいる。昼間は、暑いけど秋はこんなところからやって来る。それに、気になっていた京都からうれしい便りが届いた。便りのないのは元気な知らせと言うが、なんにせよ勝手に心配してホッとしたな。10月には楽しみもできたのだ。今日はいろいろと驚かされる日でもあった良いことも悪いことも何故か同じ日にやって来るから不思議だ。
昨日、西宮「ブ」でサービス券を二枚も貰い、ここで『天才伝説横山やすし』を買ったが、横山やすし〜やっさんの主演した映画『唐獅子株式会社』をめぐって中心に書かれてある。私は小説も映画も知らなかったが、読んでるうちにふっと映画館で流れた予告編の中の当映画がまさに映像で思いだしていた。やっさんが、どこかのやくざで結構ぶっとんだストーリーみたいで意外なほど、横山やすしの顔が本気で映画に賭けているみたいに感じた。その時、見た映画は忘れているのに予告編の中のやっさんの顔は覚えている。ちょっと観てみたいと思ったが、なんとなく脚本にいい加減なものが全体にあるような気がした。予告編つうてもシーン並べてみてるだけで、割に伝わってくるんですよ。映画は、余り話題にならなかったと思うけど、やっさんの演技は評判が良かった。あんた、本読んだから言うとるんやろ。と言われそうだけど、こうして予告編から思いだして、ずるずると思いだすのは本当でそれも映像ですかっと出てくる。いつからこんな覚え方し始めたのかわからないけど、文とかもぐぐっと思い出す時は読んだ紙面が出て字を読むみたいに思い出す。そんな記憶方があるらしいが、別に仕事で覚えることはないので、気入れてみたり読んだりしたのだけ何年経っても絵で出てくるのだな。
もっと別なことで、器用に覚えれたら金儲けできたやろになぁ・・・例えば、今日きたハガキも文面を思いだすと写真みたいに出てくる。だから字のクセとかそのまま思い出せる。なんか役者が台本覚えるのに、そんな覚え方するらしい。「唐獅子株式会社」で、予告編の横書きのタイトルも思いだして、やっさんの役の笑い顔が妙になつかしかった。