知らない悪意

また月末の〆切りがやって来る。今月は、別にも原稿があるのに気が抜けたように頭がマッシロな感じになる。ほんまに困るなぁ。夜もマッシロな原稿用紙(パソコンの)を出して指が動かないよ。
というのも、些細なことだがいつも行くカウンタの店で空いていた席に座ろうとしたら、常連のおばさんが自分の席を立ち歩いてきて、ここはあんたが座れない。とかエラソーに言われカウンタの上にタバコが置いてあるとか、人の前に乗りだして捜すけどそんなもの置いてない。それでもここはどうのと店の人間でもないのに追い出そうとし、隣の兄ちゃんにまで「ここに置いてあったよな?」と聞いて、兄ちゃんが「ない、帰った」と言い渋々、席を立とうとした私に嫌そうに座っても良いと言うが、あんた店の人かよただの客だろう。ムカムカしてひどい悪意を感じ一日、それで気分が悪くなる。時どき食事に来る店だが、狭いけどいつもお客さんが多く常連も多く長い時間しゃべっているのだ。すぐにランチを食べて(味なんかしない)出ていく。その後、原稿を書く積もりが腹が立って頭がマッシロになった。
あんな時、店員も知らんふりして出てこないのだ。なんか時どきわからないところで悪意を感じるのはどうにもできないのだ。
夕方に、そんなので酒屋の友だちを誘ってビールを飲みに焼き鳥屋へ。友だちは仕事帰りで、まだ外は明るい時間。私も夕食の準備をしてから出て午後7時までの主婦時間だが、人にはそれぞれ都合がある。二時間ほど話しまくってビールを飲むと昼のこともアホらしくなってきた。