夏まつり

nae586252008-08-24

今朝もぐっと涼しい。今年は暑い夏だったけれど秋も早く来るのかな。家の国道挟んで目の前にあるお地蔵さんは年一回の地蔵盆で提灯がはられきれいにお化粧なおしされている。こんな涼しい地蔵盆は、最近は珍しい。夕方には子どもがお菓子を貰いに集まっていた。
暑い間は、なかなか行けずにいた武庫川へふらっと出かけると、この川べりでも夏祭の屋台が並んでいる。電車を降りて、歩いて街の草へ向かう。今日は、加納さんに「Sanpo magazine」を持ってきて差し出す。途中で酒くさい男の人がワケのわからない大声を出したり、中まで入ってきて私が本を読んでいる横に来てあれこれ話しかけられるけど、殆ど何を言ってるかわからず。じっと顔を見て「姉さん、結構若いね」と言われた。本を買う風でもなく加納さんに言われて出ていった後に、「ここはアマやから。」と言う。そうだな「赤目」のアマだもんね。
石垣りん『表札など』思潮社の初版のと岩波ブックレットを買うと、ちょっとコーヒー飲みましょかといつも行く喫茶店でアイスコーヒーをごちそうしてもらった。
ほんまに、これじゃ儲からないですよ。そこでもずっと「Sanpo」を読まれていた。林哲夫さんにも、なかなか良くできている。と少しお聞きすることがあり電話でお話した時もほめてもらった。目利きの人に合格点を出されるのも幸先が良い。外に出て歩いていても、やっと汗だくにならなくなった。まぁまだ暑い日はあるだろけどね。
夕方に、車で西宮のブックオフにも買物の前に寄り目当ての文庫をすぐ選ぶ。娘はまた演劇の公演前の練習に出かけて深夜まで帰らないので、家人と二人で話すこともなく家は静かでなんだかお通夜みたいな感じ。オリンピックがやっと今日で終わり、テレビはニュースも他のをしないしホッとする。シンクロで長い足技をやり最後終わった時に精魂尽き果てたように気絶して水中に沈み、そのまま死んでしまいそうな選手を見て、なんだか怒りがぐっと起きた。メダル獲りのために無理な長時間の水中で窒息寸前までやらして良いのか。だからオリンピックの裏側は汚いのだと思う。