横尾忠則LIVE

nae586252008-08-20

なんとか昼から、心なし曇り涼しいので阪神電車にえいやと乗り岩屋まで。ここから南へ歩いて10分で横尾忠則「冒険王」展覧会をしている兵庫県立美術館がある。しかし駅を出ると、カーッとすごい炎天下でクラクラする。
最初に報告すると、なんにも知らなかったが今日は横尾忠則氏がLIVEでギャラリーの一室で絵を描いて、話をして質問に答える生の横尾先生を拝見したのだった。72歳とは思えない、黄色のシャツに短パンにやはり黄色の縞のクツ下の芸術家しかできないファッションでも似合ってたな。私は本展をゆっくり見てから知って行ったので終わる15分前ほどだった。会場はファンが一杯で質問には三島由紀夫と親しかったのですか?とか若い女性が聞いて、少しムッとして答えていた。いつもアホな質問するのがいるんだよな。写真撮影もOKで、抽選に当たった人が図録にサインしてもらい横尾先生からプレゼントされるサービス。意外に気さくなのかも。展示は、初期の頃の手書きのラフスケッチや原稿の版下や下書きが多数ありそれが一番興味深い。「話の特集」「平凡」などの表紙をずっと描いている原稿やポスター。『新宿泥棒日記』のポスターの版下は、なんと切り貼りで作っている。大きな油絵も最近のなど沢山展示されている。暑いのを思い切って見に行って、思わず本人にも会え、展示も見応えがあった。タダ券だと、つい無精になるのはいけない。24日までしてます。横尾忠則のLIVEは22日までされているそうです。