夜空のムコウ

朝顔の花が、きれいに咲いている。朝の散歩コースにあるところで春は桜の隠れた名所。私が種をまいた朝顔も無事芽が出て伸びてるけど、まだ蕾はできない。ツルを巻く用の竹の棒がないので、とりあえず焼き鳥の串をさして家族に笑われたな。
福耳(フクミミ)のCDを娘が買ったので、流れてくるのを聞いていたら「夜空のムコウ」があり、思わず少しジンとなった。この歌は忘れそうな何かを思い出させる。スガシカオがメインで山崎まさよし他が年一度の野外コンサートの為にできたグループらしい。山崎まさよしは、ハーモニカがすごく良い。気に入って私の方が何度もCDを聞いている。
暑いので外に出るのが嫌になる。特に昼間はきつい。連休に西宮のブックオフへ車でいき、読みたかった佐藤正午の文庫を105円で3冊買った。なんだか本人に悪いようだが古本好きは、皆こうするもの。『永遠の1/2』を前にやはり「ブ」で買い、全部読んで『ジャンプ』『Y』など他にも『空の青さを見つめていると』谷川俊太郎など買う。しばらく家で読む本がある。佐藤正午の小説はどちらかと言うと本当の本好きが読むタイプじゃないかなと思った。すごくうまいのになんでもなく書いてるのが受けるんだね。今は「身の上話」の連載中だから、家で毎日小説書いているんだろうな。「すばる」の新人賞の賞金を競輪で全部スッた(らしい)ギャンブル好き酒好きは、作家の二大要素かも。そんだけストレスが大きいんだろう。