暑さにマケた〜

金曜が初日の芦屋モダン古書展に行こうと思っていたのが、朝からすごい暑さにまだ体調も良くないし、行けなかった。古書市は初日の午前中に行くのがなんとなく決めてるのに、出足がくじける。あの芦屋美術館てとこなんせ足が悪く不便な旧の海べりの堤防際にあるので真夏に歩いて駅から行こうもんなら着いたら汗だくでへとへとだ。帰りだって同じで車でしか行く気が起きないような(夏は特に)場所だす。ちょっとこの時期にするのは失敗じゃないのかな?
それにしても異常な高温多湿にイヤになる。今は自分がダウンしないように日中うろうろするのは避けて夕方六時ごろに出ていく。日が陰ってから買物もする。その時に本屋も覗くけど、そろそろ「ブ」へも行きたいし捜したい本もある。本棚を動かした時に「文藝春秋」3月号が出てきた。これは芥川賞発表号で川上未映子「乳と卵」が受賞した時の。これも或る理由があって捜してたのが、みつからなかったもの。夏の芥川賞は先日発表になり中国の人が初めて受賞し話題になっているが、これも某書評家方面には酷評されているとかだ。早いはなし、日本人が書いた小説ならカスリもしないような小説と言うのが主な理由らしい。ふーん、まだ読んでいないしわからないけど、まったくの外国人で日本語を大人になってから覚えて小説を書くのはやはり、色々と難しいんじゃないのだろか。芥川賞もこの頃は新人賞みたいになってきてるからな。吉行淳之介や純文学作家がとった時代とは違ってきてるのは確かだろうな。そういえば、川上未映子さんは受賞作後から多作だったような気がするが、おっと思うような二作目を出されたのだろうか?
追加
京都から訃報が届いた。前から体調がお悪いのは知っていたけど残念でならない。
湯川書房の本を一冊だけでも(古本でなく)買っておいてよかった。京都の夏は暑いからな・・・ご冥福をお祈りします。少なからずショックです。