ロス・ジェネ

水曜は梅雨明宣言がやっと出た。そして、今日は少し暑さがマシになる。暑気あたりのぐったりだるかった体もマシになる。林さんがダウンしているのをブログで知り、この暑さはなと思うけど早く良くなって欲しい。京都は祇園祭の宵宮で、前日まで雨に泣いていたらしいが、今日は天気が良い。祇園さんの頃は一番暑い。と良く言われるがほんとだね。
月曜発売の週刊誌の書評で最終回のがあり、喫茶店で読んでたら矢鱈ロス・ジェネレーション世代と出てくる。私は英語は苦手なので日本語にして欲しいんだが、これが気になって少し調べてみるとバブル景気崩壊頃に就職期になった人等のことらしく1997年が大恐慌でその前後10年ほどの25歳から35歳プラマイプラスアルファてあたり(らしい)ロス・ジェネの初めはアメリカで「失われた世代」の意味で、まぁこれも日本人得意のパクリかも。就職難が長く学校卒業しても正社員の仕事がなくフリーター、派遣の仕事になった(このあたり受け売り)そういや、不景気は長くリストラも多く、近所では親がリストラされ子は就職できず母親はパート解雇され家族皆無職だと話している人が少なくなかった。昼間からブラブラしてる親父が目立ったし家でゲームばかりしてる若者も多くなった。
私が何故、その時期あまりそんな閉塞期の感じがないのかと思うと丁度、阪神大震災があり家がこわれそれどころじゃなかったし幸い家人の会社は不景気でなく地震の被害もなく仕事があったし却って家の引越し続きで貧乏だったので震災前のように残業もせず休みは庭いじりばっかりしてた家人が仕事に励みだして収入が少し増えた。まだバブル景気の時の方が収入は少なかったもんね。あんなきちがい沙汰の金持気取りな嫌な時期は絶対長く続かないと思っていた。バブル時にそれこそ濡れ手に泡の金持なった人の今の見る影もない大人も沢山いる。失われた世代って、それはその親の世代にもいるんじゃないかな。それになんだか良く言い過ぎだし、これは「貧乏くじ世代」とか言われた人の方が実感があるけど、それはカッコ悪いから流行らないみたいだ。その辺が、カッコ付け世代の失くしたプライドてとこなのかな。