「ブ」は一割引き

nae586252008-06-28

いやまぁブックオフ全品一割引きだとで、西宮店へ車で雨がしとしと降り続く中行く。二週間前に『坊ちゃんの時代』1をなんの気なしに買ったら完全に面白くて結局、バラで一巻ずつ買い(新刊で)今日は5巻の最終巻を昼に買って全巻読破。おもしろかったな〜、お金は掛かったけど。今年のベストに入るな。啄木の巻では、ずっと『日本文学盛衰記』高橋源一郎が思い浮かんだ。漱石樋口一葉と親同士が決めた許婚だったのは初耳だったり、本当にきっちりよく調べている。明治近代の文学ネタのでは一番じゃないかな。
「ブ」では他に『いまだから書ける父母への手紙』の壇ふみのを105円で買うが、今まで壇ふみの書いた本買ったことがないけど、読んでみて随分と父の遺伝がないのにちょっとなぁ。若い頃は可愛いお嬢さん役が似合ってたが、今は父と同じ書く仕事をしているってどんなものだろう。はっきり言ってヘタな方だろな。壇一雄は本物だけど壇ふみは名前は作家ぽいのに・・・(以下略)
今日は本を沢山買ったので読むのが沢山増えて満足。今週はどうも穴に足を突っ込んだみたいに動けない日が続き本も買えなかったので、少し憂さを晴らした気分。梅雨も随分長いが、そろそろ明けそうだな。