おかしな客

この頃、気候のせいか疲れやすい。今日は秋葉原でトラックで通行人の中に突っ込み、ナイフで刺しまくる猟奇的な事件が起きる。そんな事は、露知らず日曜のなんでもない日を過ごしていたが、確かにおかしな人はいる。
ちょっと話もあったので元町の某所で古本を見ていたが、見たことのない「点燈舎通信」９号特集・古本と少女　が棚に面陳されてたので手に取り、店主と安田記念の予想を聞いたりしてる間も、見たことのない２８位のリュック背負ってうろうろされている男性がいたが古本屋でうろうろするおかしな男性なんぞ珍しくもないので気にしなかった。しかしレジで、そのミニコミ誌を出すと突然、体がつきそうなほど横にべたっと寄り、じっと手元の本を１分は凝視している。気持わると思ったが、あからさまにそう言うと切れてそれこそ何言い出すかわからん感じもしたので何もないフリで買ったら、今度は面陳してたところの棚を手でさわり、ここにあったのがない・・・とブツブツ言いだし未練たらしく見ている。私の買ったミニコミが欲しかったのかよ。おかしな客だと思った。勿論、これが欲しかったのですか？ならお譲りしましょう。てなことする訳なく、すぐ買って外に出た。人が買うと欲しくなると言うが、買う時に側に寄って凝視するのはやめて欲しい。
安田記念はものすごく惜しいとこで入らず。今年も競馬運がなさそう・・・ギャンブルのツキはまるで無いのに競馬だけは、つい買ってしまうなぁ。
家に帰る電車で、その「点燈舎通信」の中で神山恭昭の「古本屋」を読んで、ゲッとする。学生の頃の話で時効と思ってんのかもだが松山の古書店二軒で万引のコクりはシャレにならないよ。悪いと思ってたが本が欲しかったが金がないも通らないし、最低なのは反省して捕まる悪夢にうなされてる割には万引した古書を、巧妙に売りさばいているオチ。黙って盗んだ本を郵送しようかなどどの口が言ってるんだと思うだけ。ほんとに悪いと思ってんなら今からでもいきなはれ。こんな文を出すのも最低だし内容もひどい通り越している。ま、知らない人ですけど。