モダン古書

nae586252008-06-06

今日は暑いほどの晴天。うんうん、古書市の日は晴れでなくっちゃ。あれこれ都合をつけて、大阪古書会館で今日から初日のモダン古書市へ行った。はじめての場所で、知り合いの古本屋(こういうの多いな)さんに地図を書いてもらい地下鉄の出口も教えてもらってたお陰で、すぐに辿りつける。
東京古書会館は何度も行ってるけど、大阪古書会館は何故かはじめてだが一階の普段は倉庫かガレージみたいな、がらんとした広いスペースで古書市をして沢山の人。いかにも古本好きそうな人や業者さんが入り乱れ、一時間は見てまわる。ただ冷房を切っていて奥は汗が流れる暑さ。暑さに弱いので、すこし頭がぽうっとして困った。はじめなかなか本が見つけられなかったが、途中からエンジンかかり本が見えてくる。『長春五馬路』木山の旺文社文庫初版が買え、「鳩よ!」内田百間特集と買う。レジで買ってる時に山本さんが登場し、あちこちで挨拶されていた。流石、大阪の古本では顔が広い。『長春ー』を山本さんに見せたら、「良い本買ってる、さすが」と褒めてもらう、わーい。入口では昼時になり、ベンチに座るくせのありそうなおじさん達が古本談義のようなのをしゃべっている。まぁ、おばさんは私ぐらいだ。目立ってたかもね。モダン古書は7月に芦屋でもするらしい。
せっかく大阪に出てきたので、あちこち回るとこだけど地理がわからないしどっと疲れてしまう。地下鉄で梅田に戻り休憩し、旭屋をのぞいて「ちくま」をもらう。体力がなくなったのか年なのか、それとも暑さにやられたのかな。でも良い本がゲットできて収穫は大きかった。「鳩よ!」も休刊前のでかなり内容が良かった。