エビフライ

急に涼しくなったりで、風邪をひいてしまった。鼻水が出てとまらないし、くしゃみが連発する。今頃は風邪ひきやすいようです、皆さん気つけてくださいね。
三浦哲郎の小説で、とんかつとエビフライの食べ物が出てくるのを続けて読んだらなんとおいしそうに書くんだと食指がムラムラと湧いて困った。教科書に載った名作と言って良い短編で、東北出身の作者のおそらく、滅多に子どもの頃は食べれなかった、とんかつとエビフライのおいしさが見事に出ているのだ。告白すると、えびふらいのを読んで、私は本当に家でえびふらいを揚げて家族皆に「今日は、えびふらいおいしいやろ?」と言ってまわった(アホやねぇ)実際、すごくおいしかったな。写真に撮ろうかと思ったもんね。小説を読んで、こんなに食べたくなったのは久しぶり。それだけでも三浦哲郎という作家が優れているのだと思う。
ネット書店の、うさぎ書林がネット販売をやめるとか。有名なネット書店では草分けに入るのではないかしら。やめられたのは、結局手間と仕入れの割に売れないのが私は本音だと思う。「インターネットで古本屋やろうよ!」は一時、古書鑑札を取ろうと思った時に参考になったし本も持っている。ネット書店してる人は、皆持ってるんじゃないだろか。大半の人が、おそらく本業で会社員とかして副業的にパソコンと蔵書でネット書店を立ち上げた人が多いと思うが、これも推測だけど儲かるほど売れないのじゃないか。「ブ」で一時よく見たケータイ野郎も最近余り見なくなった。実は、私は某大手ネット書店で古本を売る口座を持っているがこの一,二年はそんなセミプロ的方々の末期的な売り方にうんざりしている。儲かりそうだと値上げし売りしぶり、逆にダブつきそうなのは1円で平気で出すハレンチさが嫌だね。新刊だけじゃなく、古書もネット書店も売れないと証明してるみたいだ。