雨のち晴れな日

じとじとと全くうっとおしい雨ふりに打ちのめされていたが、今日はルンルンな一日の終わりになった。昨日は落ち込むことが続き様におきて気分が天気のよーに暗かったが、そんな時は外へ出ようと古本めぐりをする。モトコーを歩き、百均台を舐めまわし4冊買い。元町東口前で、ホームレスのおじさんから「ビッグイシュー」93号を300円で買った。ここに蟲文庫の田中さんが写真入りで大きく紹介されている。倉敷の店へ去年の五月に行った時そのままの店内の帳場に田中美穂さんが微笑んだ姿がなんだかなつかしい。ほんまに似合ってるよなぁ。おじさんから「ビッグイシュー」を買ったのは初めてだけど、これは何割かがホームレス自立支援金になるとか。そこからトンカ書店へ行く前にソフトクリームを北側角のお菓子屋さんで買って食べる。その頃には、すっかり雨もやんで晴れ間が見え山が青い。
トンカさんに挨拶してビッグイシューの話をしたり、ここで『夕顔』白洲正子を読むと、思わず車谷長吉さんとの出会いのことが書いてあって「えっ」と読んでしまう。白洲正子さんの文章は何気ないようですごい。これも買った。ずっしり重くなった本を提げて家に帰ると、郵便が沢山来ていてミニコミ他の冊子が三つもあり今日は読む物に困らないうれしい日になった。送っていただき、ありがとう。
その中に、クリケット日和のNさんが作っているフリーペーパーが京都大散歩通信、イラストが良い感じで入り京都の喫茶店の紹介のなどちょっと面白いな。他にこれは私が原稿を書いた「映画批評」7号や小冊子が届き一気に机の回りが賑わった。やっぱこうでなくっちゃ。だす。あれ、落ち込んでたのいつの間にか消えてるよ。