源氏鶏太を読む

しかしまぁ平日は、からっと気持良い晴れた日が続くが日曜は雨らしい。今週末、日曜はお花見する人多そうなのに。我が家も日曜は、あしやさくらまつりへ行く予定だけど雨ふりはいやだなぁ。
サンボーホールで買った、源氏鶏太『御身』50円は佐野装丁本だから買ったが、部屋にころがしてるのを時間の合間に手に取り読みだすと、あれまと言う間に読んでしまう。源氏鶏太のサラリーマン紳士淑女小説読んだの、20年前ほどかな。これほどスラスラと読めて50円は安いかも。今のOLのことをBGと書いてあったり、大阪へ出張に行くのに新幹線がまだなくて寝台車の夜行で行ったりしてる。昭和39年のこと。月給が平で平均1万円前後らしい。今のケータイ小説に近い感じがするな。そうそう、サンボーホールで隣の大阪で私設図書館をしてるとかの大量に本持ってきたおじさんが終わってから、持って帰りたくないから好きなの持って帰ってと言われ、『贅沢貧乏』森茉莉と文庫数冊をいただいたが聞けば全部寄贈本でダブり本を持ってきたのだそうな。余程、持って帰るのが嫌なんだろう。反対側の和歌山から手押し車で来たおじさんは、殆ど売れ残りダンボール三箱詰めなおして雨の中を帰っていかれた。行きはよいよい帰りはしんどい、欲かいて大量に持ってきても残って持って帰る時がいやなもので、できれば全部売り切って手ぶらで帰りたい。まぁ自分がいらない本は他人もいらん。てとこだろう。
朗報ひとつ、畠中さんが神保町の東京堂書店でまた書店員の仕事をされているとか。よかったですね〜、これで今年も東京行く気持ができました(笑)アクセスの並びで距離にしたら数メートルしか離れてない超短距離な転職ですね。