尼崎周辺

nae586252008-03-21

やっと雨があがり、さわやかな晴れた日になった。今日は、阪神尼崎方面へ用事があり朝から出た。阪神間と言っても電車に乗れば、大阪まで行ってしまうのでここで降りたのは三年ぶりぐらいだな。用を済ませた後に、アマ(尼崎のことを地元の人はそう呼ぶ)を散策した。
しかしアマは庶民の町、駅の中にある尼せん(ショッピングセンター)も昔、来た頃と同じ。ここで母親と一緒にホットケーキセットを食べたな。丁度昼時なのもあり、惣菜や弁当の食べ物を所狭しと売っていて活気がある。尼せんで軽くお昼を食べてから、西口側にある三和市場と商店街を歩き出屋敷方面まで行った。そうここは「赤目四十八瀧心中未遂」の舞台になったとこで、ここにあるアパートの一室で生島は焼き鳥にする串さしをしていた。歩いていると、こんな大きな市場で人がわいわいして活気があるのも阪神では、ここだけじゃないかと思う。食べる物が溢れ、こんなとこに住んでたら、そりゃ家でご飯作らないよな。下町の方がちょっと外で食べたり飲んだりするのが好きなのだと思うな。三和市場の古そうな和菓子屋さんで、さくら餅を買った。手前の手製の蒲鉾屋さんで、豆蒲鉾も買い、本屋も見つけてちょっと入る。住めば都と言うが、一度住んで慣れたら病みつきになりそうな町やなぁ。出屋敷の駅手前の市場では肉屋の台に生の豚足がちょんぎったばかりみたいに並んでいて、すこしギョッとしたけど。それもアマらしい。
帰りに商店街の喫茶店でアイスコーヒーを飲んで休憩した。古本屋を見つけられなかったのが残念だね。
家に帰ると「彷書月刊」の田村さんから、ハガキが届いていて浅田先生のこと、「地に舟をこげ」も読まれていてよく知っているとある。ホンの情報にも載せたとかで、そういえばあったと今頃思いだした。流石、田村さんアナキストの眼は鋭いぞ。