ひと足早い桜かな

この数日、四月並の暖かい日が続く。こうぬるくなるとぼやんとして困るなぁ。やっぱり温暖化のせいなんだろう。駅までの道に建っているアパートの植え込みに、桜が満開に咲いていた。早咲きの品種なんだろうけど、少し見とれてしまう。
ちょっと六甲まで足を伸ばして、口笛文庫へ行った。青空に六甲の山がハイキング気分にさせてくれて、休日ののんびり気分もあり良いね。思えば今年、はじめてかもだけど、ついこの間来たみたいな気にさせる変わりなさ。明るい店内は、外国の絵本がおしゃれに飾ってあったりする。店主の尾内さんがいて、挨拶する。前に古本屋の若旦那と勝手に呼んだことあったけど、ほんとにそんな感じ。偶然、服の好みつうか紺のセーターにジーパンスタイルが同じで体型は対照的だけど、ちょっとおかしい。古本がらみの少し内輪ぽい話もしてたが、あちこち古書イベントも参加されるそうだ。その間にもお客さんが何人も出入りしている。店内も清潔で明るいし新しい古書店だよなと思う。本を選んで、二冊買い出ていく時にわざわざ見送ってくれた。歩いて坂道をくだり、いつもの喫茶店で休憩し元町へ行く積もりが無意識に家のある上りの線の電車に乗ってしまう。おそろしいなぁ習慣て、ほんと。
そう、ほんの手帖４６号ができました。ノロなったりで遅れてましたが発送を明日から始める予定です。しかし申告を済ませた後にするので、ぼちぼちになるのでご容赦を。書店方面は大阪の天牛書店、トンカ書店、高円寺書林さんとメール便で送ります。天牛書店は二日ほどですぐなくなるそうです。あ、今日、口笛文庫にも数部置いてきましたので、よろしくね。ないと思うけれど、ウチにも送って欲しいと言う書店さんは、送料と経費だけ１０部で４００円いただければ送ります。どうも、ここを読まれてる人が取り置きすることもあるそうで、書肆アクセスのように自社コピーで何十部も増加してもらってたのは助かってたと思う。こぴー機がある所なら、全然それで構わないけど。また明日から少し忙しいなぁ。
（携帯写真館　早咲きの桜の花）