雪の朝

nae586252008-02-24

土曜の夕方から、えらい寒いなぁと思っていたら雪がふり今朝はまた白く積もった。雪は冷たいがきれいだ。朝刊(朝日)を広げて読むと、中ほどの記事に「私には浅田先生がいた」に目が釘づけになった。新しく創られた「賞・地に船をこげ」を受賞した作品だが、浅田先生とは浅田修一先生。若い時の長田高校教師の頃の写真もある。神戸で浅田先生は、知られている人には大変慕われていた人だ。カフェ・アズマの東さんも教え子のひとりで、よく話を聞いたり書いたものを読んだな。映画好きで、映画館のことを小屋と呼び映画評の本も何冊も出している。亡くなって五年以上経つと思うけど、今頃また新聞で見られるとは思わなかった。
アズマへ知らせてあげよう。朝日新聞とってないんだよな。
昨夜は、寒くなったが気になっていた原稿を書けた〜。半纏風のガウン着て防寒してひとりでパソコンに向かう。春一番のような強い風が吹き、なごり雪が舞う。季節の変わり目なのだ。
午前遅くに家を出て、娘と二人で元町から三宮へ本屋散歩。小雪がチラチラ舞って風も強い。元町の新刊書店で、長嶋有さんがその本屋内で大きく写っているフリーペーパーが置いてあり一部もらった。後で、何故ここにサイン嫌いと言われる長嶋氏のサイン本やミニコミが平台においてあるのかようやくわかる。そうか取材で来たんだね。「本の話」も別所でなんとか手に入れるが、そこに中原昌也氏と授賞式の二次会で何度も会い親しくなり、平台で見たミニコミ(同人誌)に「なにか書いて」もらっているのを知る。これはファンには嬉しい話だよな。長嶋有中原昌也お二人とも私は小説好きなのだ。まるで違うだろうけど共通している変わったものがある気がするする。
そういえば長嶋有さんは別のフリペで、自分の芥川賞作の初版本を何冊も抱えてサイン会に来た、中背でごま塩頭の(古本屋)おやじばっかりだったのを書いていた。それで腹が立ちサインするのが嫌になったとかどうとか。別のPR誌で長嶋さんが連載している小説が、実は読むのが楽しみ。
娘とマクドナルドでハンバーガーとコーヒーで軽く昼食。ジュンクにも寄るが、岡崎さんの新刊はまだ見当たらず。来週かな。